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2010年3月の23件の記事

デイケア 65、66日目

Horutaelectrocardiogram

 火曜日は診察だった。この数カ月は四週間毎に精神科と内科の診察を受けている。処方される薬に大きな変化はないが、最近の様子を話したり体調の変化や気 になることを問診で伝えている。デイケアには基本的に毎日通っているので、専属の看護師さんやスタッフさんたちが僕等の日々の変化に目を光らせてくれてい る。最近は自転車で通院するようになったので、慢性的に運動不足だった体には良い刺激になっていると思う。以前ほど頭痛に悩まさせることはなくなったが、 動悸と胸痛は相変わらずなので、そのことを今回の診察の時に話した。精神科の先生はあまり問題視してはいないようだった。内科の先生はデイケアの看護師さ んが書いてくれたメモを見ながら、血圧を機械式の測定器じゃなくて水銀計と手動ポンプと聴診器で測ってくれた。血圧は高血圧基準ギリギリのラインだけどあ まり問題はないらしい。先月の血液検査の結果もそれほど問題になるような数値は見当たらなかった。が、頻脈結滞があるので調べた方がいいといわ れた。そこでホルター心電計を 装着して、24時間心電図を測定してみることになった!以前の診察でもその機器の話は出たのだが、まさか今日やってみることになるとは思わなかったから ビックリだ。そしておかしなことに、そういう時に限って胸の痛みが無かったりするのかなぁなんていう不安にかられたりする。まぁ、それはまったく杞憂に過 ぎなかったけども…。診察が終わった時間はすでにデイケアで昼食が始まる時間になっていた。その日の午後は音楽のプログラムに参加した。いい天気だから外 で桜を見ながら音楽を聞こうということになったのだが、院内の桜はあまり開花していなかったので、30分ばかり散歩をして音楽室に戻った。デイケアが終 わってからカウンセリングを受けた。前回までに心理の先生から言われたこと、今自分に起こっている事とそれについてどう考えているか、どうしたらいいかな ど、頭の中にゴチャゴチャになっている記憶や判断や論理や優劣といったことが、面接の中で整然と組み立てられていく感じがした。最近よく思うのが、自分の 心を構成しているパーツがあって、それは良いものも悪いものもあって、そしてそれらをどれくらい働かせたり休ませたりすればいいのかということが、カウン セリングの中で本当に少しずつだけど整理できているのかなぁということだ。すべてのパーツを列挙したり整理することは病気だろうとなかろうと難しいことだ ろうけど、今の自分には割と重要なことのように感じてしまう。それに囚われることも良くないことだけど、まったく考えないというのはそれはそれで良くな い。要するに物事の考え方の塩梅をカウンセリングで見つけていく、という作業なのかもしれない。他のカウンセリングを受けている人たちがどういう話をして いるのかは関係ない。気にはなるけどね。僕には僕のこころのありかが あって、その何割かの部分を発見して確認することができれば、いまより幾分こころが軽くなって暮らしやすくなるのかな?その日は病院か ら駅前の薬局へ自転車で乗り付けて、薬をもらって自宅まで帰った。汗ダクである。だけど、心電計をつけているので風呂に入れない。仕方が無いので固く絞っ たタオルで体をよく拭いてから、顔を洗って布団に入った。僕にしてみればとても密度の濃い一日だったこともあって、ちょっと疲れ気味でイヤな予感もしたの で、パソコンも開かずにさっさと眠った。疲れていたのですぐ眠れた。 ...全文

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デイケア 64日目

Wetandme

 一週間が始まった。今日は朝から忙しかった。銀行と郵便局、市役所の福祉課へ行ってから病院に向かった。デイケアの昼食受付の5分前に医事課に診察券を 提出した。と言っても、あらかじめ病院に電話しておけば昼食の心配をしなくてもいいのだが。午前中はそんなわけで半端な時間をお茶をすすりながら読書をし て過ごした。本棚を眺めてなんとなく気に止まったケンタロウの本である。デザイナーにして料理家のケンタロウは、イラ ストや写真はもちろんだが、料理哲学的な話が巧みで面白いのだ。昼食はカレーライスだった。昼休みは再び読書をしたりコーヒーを飲んだりして過ごした。少 し蒸し暑いミーティングルームの外には三分咲きの桜の古木があった。朝は雨がしょぼついていたが、昼休みは太陽が雲から顔をだしていたので暖かかった。桜 の花も太陽の光が眩しそうだった。午後は音楽に参加して、CDを聞いたりおしゃべりしたりして過ごした。メンバーさんが持ってきてくれた中 島美嘉の曲がとっても綺麗だったな。シンディー・ローパーが誰かの曲をカバーしたのも新鮮な印象だった。僕は松田聖子の チェリーブロッサムをリクエストしてみた。そんなゆったりした時間を過ごしていたら、そとで聞こえていたバレーボールの歓声がいつの間にか聞こえなくなっ た。窓の外をみると重たい雨が降っていた。ちょっとミゾレっぽかったかな?桜の花も暖かかったり冷たかったりで、これでは参ってしまいそうだ。明日は精神 科と内科の診察、午後には心理面接がある。天気は良さそうなので妻とは別行動で自転車通院しようと思っている。帰りは薬をもらって帰宅するから少し遅く なりそうだけど。どちらにしても神経を磨り減らさないよう注意しなければ。動悸とか胸痛とか口の中の違和感とか、先日の送別会の夜の酷い頭痛もそうだが、 このところ健康的に運動をしている割に、体の調子が良くない気がする。気のせい、じゃないだろう。...全文

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(自身の)心は(他者の)心で変われるのかもしれない。

Rhetoric

 昨日と今日は土日なのでデイケアもお休みなのだ。最近のデイケア日記や送別会での挨拶もそうだが、言葉遊び的な表現の技巧に興味がある。少し前に購入し たランボーの詩集レトリックの文献を本棚から引っ張り出してきたりして、ちょっ とその方面の知識を深めようかなぁなんて…。以前はソフトウェアや電子回路の専門書ばかり見ていた(読んでいた、ではなくて)のに、デイケアに通うように なってから少しずつライフスタイルが変化してきた。休日のNHKラジオの文芸選評が妙に興味深くなったのもそのひとつ だし、いろいろな人の影響で自転車通院を始めたのもそうだ。結局変化したのは僕自身の心の中身。身近な人そうでない人も含めて、たくさんの人の考え方に出 会いながら自分の考え方の方向修正をすることができている。渦中にいる時にそのことに気付くことはできないが、結果としてそれが良い方向に向いているなら それでいいのかもしれない。今までの自分は自分の把握できる世界からどれだけ最適なベクトルを模索するかに神経をすり減らしていたように思う。まだまだそ うした癖から抜け出すことはできずにいるが、少なくとも暗黒のトンネルの向こう側に光が見えた気がするよ。多分。 ...編集日記

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デイケア 63日目

 昨日は苦しい夜だった。ブログを書いていた時はそうでもなかったが、夕食後あたりから頭痛が始まったので、氷マスクをして少し寝ていた。しばらくウトウ トとしていたが、頭痛が治る気配はなかった。もちろん薬は飲んでいたのだが。風呂に入って体調は更に悪くなり、浴室から出て体を拭くことができない。頭が 痛くて吐き気もする。冷汗のような脂汗のような分泌物が額から流れ落ちる中、なんとか着替えて薬を飲んでから布団に倒れ込んだ。激しい頭痛で眠ることもで きず悶絶し、突然の胸の不快感でトイレに駆け込み戻す。それでもいくらか残っていた正気の頭で水を多めに飲んで、再び布団に倒れ込んだ。少し睡眠薬も戻し てしまったかもしれないが、今度は気を失う様に眠ってしまったようだ。苦しくて苦しくて自発呼吸がままならない感覚が、僕の頭の中で死のイメージとなって 襲ってくるようだった。深夜に目が覚めた時、愛犬が僕の布団の中で丸まっていた。それから再び浅い眠りが続いて、ウトウトしては目がさめるのを繰り返し て、気がついたら朝になっていた。朝はまだ道路が濡れていて、犬と散歩にいくことはできなかった。それでも空の雲は少しずつ晴れて、冷たい空気が清々しい 久しぶりに明るい春の日になった。 ...全文

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デイケア 62日目

Flowers

 疲れてしまったのでブログは簡潔に書こうと思う。今日はデイケアで送別会だったのだが、あいにくの雨模様で寒い一日だった。妻が運転する自動車で病院ま で送ってもらった。午前はサロンでカラオケ機材やデイケア活動への参加について、ディベート的な意見交換会をしてはどうかなど、多岐に渡る議題が登った。 ディベートに関しては個人的には大変興味があるが、カウンセリングで心理士さんから「考える事より考えない事の努力をしよう。」と言われていることを思い 出してハッとした。愚か者の自分に憔悴。サロンの後で昨日まで作っていたくす玉の最終調整をした。午後はスタッフさん2人の送別会だ。先日も書いたが、ひ とりは定年退職される看護師さんで、もうひとりは結婚を機に転勤になる作業療法士さんである。おふたりとも今後益々ご活躍されることを、本当に本当に心か ら願う。直前にスタッフさんに頼まれた乾杯の挨拶、そして例のくす玉と緊張の連続だったが、安定剤と鎮痛剤を早めに飲んでおいたので事なきを得た。1)送別会が終わった途端にそうした緊張の 糸が切れてドっと疲れが出た。動悸して心拍数が跳ね上がるのがよくわかったし、胸痛がして息苦しくなった。ミーティングルームは外に比べて暖かいのだが、 いろいろな臭いとどこか淀んだ空気で、僕にはとても息苦しい。かといって外に出ても雨なので喫煙所に立っていることしかできないから、こちらはこちらで息 苦しい。昔は自分も喫煙者だったことが懐かしいが、今となってはタバコを吸おうなんて微塵も思わないから不思議なものだ。家に帰ってきてさらに疲れが出て きた。まずい!頭が痛いかも? ...全文

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デイケア 61日目

Cheryrain

 天気予報では今日の午後から雨模様だと聞いたはずが、昨日の夜半から少し強い雨が降り続いた。朝もしっかり雨が降っていたし、午後にはやや小降りになっ たものの、まだ雨が降っている。桜の蕾はもうすぐにでも咲きそうなのに、寒くてジメジメした一日になてしまった。自転車通院デビューしたばかりだが、こう 雨が降っては無理なので、以前のように妻に自動車で送迎してもらうことにした。昨晩そのことを話していたら、会社関係と年金関係の手続きをしてしまおうと いうことになり、病院に行く前に市役所支所と銀行と郵便局を回って行った。これで現在自分が動いてできる手続きが終わったことになる。後は会社から雇用関 係の書類をもらったり、病院に診断書を書いてもらったりしなければいけないが、まだ関連資料が揃わないのでそれも無理だ。ハロー〇〇〇にも行って給付延長 申請もしなければならない。まぁそれはいい。明日デイケアのソーシャルワーカーさんに報告しようと思う。

Chibaportarena

 今日はデイケアのソフトバレーボール部が練習試合のため、大勢で千葉ポートアリーナに行ってしまったのと、雨模様ということもあってプログラム参加者が少なかった。僕は少し遅 れて病院に着いたので、ストレッチに途中参加してから昨日の続きのくす玉を完成させた。スタッフさんが後からやって来て、くす玉を閉じてから紐を引いて開 くギミックを工夫してもらった。半球のボールを向かい合わせて紐で結んだくす玉なので、きちんと連結しないとパカっと綺麗に割れないのだ。今までそのくす 玉がうまく割れた試しがないということで、僕もお世話になった看護師さんの送別会だし、一肌脱いでいろいろな工夫をしてみた。くす玉がパカっと割れた状態 を紐で固定してから、開閉がうまくいくように紐を張って調整する。中に入れる紙吹雪が漏れ出さないように、折り紙でパッキンの代用を貼りつけたりした。 10中8、9は綺麗に割れるはずだ。 ...全文

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デイケア 60日目

 自転車でのデイケア通院初日、曇り空の一日だった。いつもより早めに起床して朝食後にウォーキング、コーヒーブレイクをしてから自転車に乗り込む。ジー パンやシャツ、アンダーウェアなどの着替を入れたデイバッグが意外に大きくなって、ボトルホルダを取り付けた前カゴに入らないことに気がついた。急遽ボト ルホルダを取り外したのだが、ネジ山が削れてしまって再起不能になってしまった。工具というよりむしろ取り付けネジが軟弱なのが問題だが、それは家に捨て 置いて出発することにした。病院までは緩急のある上り坂が8キロ続く行程だ。昨日天気が良かったし、自転車に乗るのが久しぶりだったので、試しに病院まで 行ってみたのが良かった。道路や交通など、Googleであらかじめ調べておいた情報を確認することができたし、サプライズ で担当医師(=病院長)にも会うことができた。体力の消耗度や発汗の具合なども知ることができたが、前カゴの荷重までは頭が回らなかったのが残念だ。自転 車の剛性の問題かもしれないが、前カゴに荷重があるとブレーキ時にフロントフォークのバランスが崩れるらしく、ブレーキシューから振動音が発生することが あったからだ。幸いブレーキがタイヤに触れることはないし、加熱の問題は全く感じなかったので、週末にでも調整してみようかな。ちなみに大学時代に調整ミ スでブレーキシューがタイヤに触れたことがあって、その時は長い下り坂でタイヤが擦れてパンクしてしまった。パソコンと同じで大人が自転車にハマるといろ いろ凝ってしまいそうだ。少なくともペダルとハーフクリップは取り付けたいし、前記のボトルホルダも取り付け金具を買ってきてハンドル中央にくっつけた い。できればサイクルコンピュータも欲しいね。

Bicycleatsea

 いつもの時間に病院に到着して受付を済ませたのだが、汗だくで着替えたり脱いだ服の後始末や顔を洗ったりしていたら、ミーティングが始まってしまってい た。午前のストレッチに参加して、自転車運転30分の筋肉の緊張を解きほぐすことにした。その後はお茶を飲んで本でも読もうと思っていたら、スタッフさん とメンバーさんが明後日に使うくす玉を作っていた。成り行きで僕もその作業を手伝うことにした。昼休みも作りかけのくす玉が気になったので、ちょっとだけ 後始末のつもりで折り紙やら毛糸やらで加工をしてみた。明日、ふたつのくす玉のもうひとつを完成させないとな…。午後は音楽に参加して、こちらも明後日に 歌う替え歌などの練習やトーンチャイムの合奏をした。デイケアが終わってから外来に行った。今日はカウンセリングの日だからだ。このところ毎週火曜日の午 後にカウンセリングをしていて、自分の物音の考え方やその時の気持ちを話し合うことで、心の整理をしているとおもう。心理士さんは僕の考えていることを整 理してくれるので、自分の考えを再認識したり矛盾点や論点を再確認することができると思うんだな。限られた時間の中ですべての考えを整理することはできな いけど、次の心理面接までの期間に何を念頭にしていけばいいか、その指針を示してくれるのが心強い。指導されたことすべてを実践できないけど、デイケア活 動同様に少しずつ変わっていければいいのかなとも思う。実際、自転車通院だって自分の中にあった漠然としたイメージを、デイケアのスタッフさんたちの助言 で実現に漕ぎ着けた訳だし、体を動かすことが実は気持ちが良かったことに気が付いたのもそうした一連の活動(リハビ リ?)の成果だと思うから。人が動く、人を動かす、そして病気を治すっていうことがどんなに難しいのか、なんとなくその仕組の片鱗を垣間見た気がする。 ...全文

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Kawasaki KC707

 買ってしまいました。自転車を。近所のイオンに自転車売り場がオープンして、自分 もそろそろ自転車でデイケア通いをしようと思っていたので、本当に思い切って自転車を購入することにしました。あまり予算はないけれど、デイケアのスタッ フさんたちの意見を参考に、自分も大学時代は自転車通学だったのでそれを思い出して、マウンテンタイプのシティーサイクルにしました。

Kawasakikc707cross

 型番はKawasaki KC707というもので、写真はググってヒットしたグリーンの塗装だけど、僕が購入したのはパープル1)の塗装のもの。リアキャリアとフロントカーゴの付いた7段変速です。シート下部にワイヤーロックを付けたのですが、マウンテンスタイルの割にはキャリアや泥除けやチェーンカバーが付いていたりしてゴツいで す。10年振りなんじゃないかという自転車の運転は緊張しました。でもちゃんと乗れてよかった~。ちなみに、購入したイオンは自宅から5キロくらい離れて いて、そこから自宅まで(この道は病院と自宅の最短コースのちょうど半分のルートになっている。)自転車で帰ってきたけれど、久しぶりの自転車というのと 向かい風が想定外に強かったこと、自分の体力の無さにもかかわらず自転車を漕ぐとクイックリーに後輪が回転する感覚が、なんだか慣れなくて大変でした。家 に帰ってきたら全身から汗がダラダラ流れ落ちて、塩分と水分が体外に排出されているのがわかりました。この連休中に試しに病院までの往復の時間と体力と発 汗の具合を確認したいと思っています。今日のサイクリングで実感したのは「健全な魂は健全な体に宿る、のかなぁ…」ということです。健全な魂2)が何を意味するのかよく解っていないけどね。...全文

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デイケア 59日目

 朝方まで強い雨が降っていたが、昼頃には晴れて爽やかな天気になった。例によって午前中はデイケア棟の掃除をしてからストレッチをし、その後はしばらく 読書をして過ごした。ミーティングルームは僕には少し熱くて、空気も淀んでいるように感じたので、昼食までの束の間、小さなグラウンドに出てそこにある古 い桜の枝を眺めていた。まだ花が咲くには早い雰囲気だったが、ピンク色の蕾が今にもほころんで花開きそうで、春の息吹をたくさん身に付けた桜の古木からパ ワーをもらえそうな感じすらした。昼休みには久しぶりに音楽室でピアノを弾いた。最近弾いてなかったので指が動かなかった。しばらくして隣の部屋のステレ オで音楽を聞いていたら昼休みが終わった。午後は音楽のプログラムでCDを聞いたり替え歌を作って練習したりした。

Cherrybud

 その午後の音楽で、メンバーさんの面白い話を聞くことができた。いや、面白いというのは表現が良くないかもしれない けど…。その話を要約するとこうなる。「鬱病認知症(痴 呆症)、そして統 合失調症(精神分裂病)など、こうした病気にかかると物事を正しく判断したり考えたりすることができなくなる。」さらに加えて 「そうした心の病気は治らないから怖い。」というものだった。そのメンバーさんは統 合失調症である。そしてぼくは鬱病だっ たりする。ここの病院は精神科専門でデイケアも精神科外来患者が対象者だから、統 合失調症鬱病を 含む気 分障害の人だけで構成されているにもかかわらず、そのメンバーさんのひとりが心の病は治らな いから怖いという考えを持つような、なんとも自己矛盾していながら自己完結しているという論点が興味深い。別の言い方をすれば、精神科 デイケアという特殊環境でそういう意見が出てくるのはもっともらしく聞こえるのだが、実はとても核心をついているにも関わらずその事に自らの考えが及んで いないという、ある種の破滅的なカタルシスが内 在している点にある。面白いねぇ…。僕はこの話がメンバーさんから出たとき、スタッフさんはどういう答えを出すのだろうと思った。つまり、自分自身につい ての恐怖よりもむしろ、他者の言及に興味が湧いたからだ。でもベテラン・スタッフさんは上手にその考えを捌いてくれた。流石だと思った。年配のメンバーさ んも同様に当たり障りの無い意見でその場の空気を煙にまいてくれた。流石だと思った。僕は僕でそうした考えに囚われずにすんだことに感謝することにしよ う。笑って過ごせるに越したことはない。ちなみに、現代医学では鬱病は ある程度以上は寛解し て社会復帰できるとされている。認知症は 病気の進行を止めるか遅らせることができるらしい。統 合失調症はどうなのだろう?僕の勉強不足と偏見があるかもしれないが、薬と訓練によって上手に病気と付き合っていくと いうのが現状なのか?あ、これじゃぁ今日の面白い話を笑えないね。...全文

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デイケア 58日目

 今日の朝の散歩も眠たかった。睡眠不足という訳でもないし、薬が効きすぎているとも思えないが、とにかく歩いている最中でも眠くてヨロヨロしてしまう。 どうにか家まで帰ってきて、コーヒーを飲んでから病院に向かった。いつも使っている経路とは違う道でである。近いうちに自転車を購入して、それに乗って病 院の往復をしたいと思っているので、昨日のうちにGoogle徒歩経路探索で 調べたルートとカーナビを頼りに、現在地を確認しながらのドライブとなった。途中何ヶ所か間違えたが、結局のところ今まで使っている経路よりも短くて、時 間的にも短縮できる道だということがわかった。アップ・ダウンもそれほど急勾配ではないし、直線道路の歩道が長く続くので走りやすそうだった。...全文

Driving

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デイケア 57日目

Alteredstates

 いい天気だった。朝食後に愛犬と一緒にウォーキングをしたのだが、途中から眠くなって体が思うように動かくなった。自分の思考に反してダラダラと愛犬の 後を追って歩くのは情けない。それでも以前のような強い眠気ではなかったので、どうにか自宅に帰ってきてコーヒーを飲んで病院に向かった。要するに朝から 何となく体調が良くなかったのだ。午前はストレッチに参加して、そんな気怠い体をほぐすよう努力してみた。なんだかフラフラしてバランスが崩れるのはなん でだろう?昼食はタンメンだった。昼休みは音楽室で仰向けに寝転がって、自律訓練をして過ごした。体の力を意識して抜く一連の動作は、なんとも不思議な感 覚に陥ることができる。ストレッチの後にスタッフさんとした会話に、プールで浮かぶには体の力を抜かなければいけない、力が入っていると沈んでしまうという話が出たのを思い出した。耳に水が入ると外の音も聞こえなくなり、まるで母親の胎内に回帰したような感覚になるというのだ。これはすなわち、アイソレーション・タンクの実験と同じなのではなかろうか。もっとも、アイソレーション・タンクに入る前にはLSDを 使うんだけどね…。自転車の話もした。近いうちに自転車でデイケアに来たいと思っているからだ。午後は少し遅れて音楽のプログラムに参加した。例によって CDを聞いたりトーンチャイムの合奏をしたりした。もう何度も練習しているのに、合奏となると妙な緊張をしてしまう。これは病気だからとかいう理由じゃな いと思うけど、必要以上に緊張して頭が真っ白になりそうになるからタチが悪い。音楽が終わってミーティングルームでデイケアが終わるまでのしばらくの間の 記憶が飛んでいる。たぶん何か考えていたのだろう。昨日のカウンセリングでは、物事を考えるのではなく考えないように努力してみては?と促された。考えな いというのは難しいが、今の自分にはそれくらい意識した方が脳を酷使せずに済むからという理由だ。病気自慢はしたくないけど、鬱ってやっぱり脳の疲弊なん だと思うことがよくある。疲弊すると再び疲弊する癖がついてしまうような、そんなスパイラルがある気がするんだな。だから、心にブレーキをかけて考えない 努力をするくらいが調度いいということだ。でも、その渦中にいるとき(自分の考えの中に没入している状態。あるいは自閉モードと言い換えてもいい。)に は、そのことに気が付けない、と思うのは論理が矛盾しているだろうか?1) ...全文

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デイケア 56日目

 とても温かい小春日和だった。午後には突風も吹いたが、薄手のシャツを腕まくりにしてデイケアの一日を過ごした。午前はストレッチに参加しようと思った が、調理実習の準備をしているのが二階の音楽室から見えたので、僕も急遽引き返してエプロンとバンダナを身に付けてから、実習で使う調理道具の準備をした のだった。今日のメニューはライス入りスペイン風オムレツだ。タマネギとピーマンを炒めてから炊いた御飯を入れて塩コショウで軽く味をつける。ひととおり 熱が通ったら火を消して、チーズ入り溶き卵とハムを投入して軽くかき混ぜる。そうしたところで再び火を付けて丸く形を整えて両面よく焼くのである。オムレ ツというよりもむしろ、御飯の入ったキッシュといった風で、ケチャップを付けて食べたら美味しかった。久しぶりにフライパンでちゃんとした料理を作った。 料理って面白いね。昼休みは最近ハマっているThe James Taylor Quartetのアルバムを Mylo2で聞いていた。自律訓練法も兼ねて音楽室でひとり静かに寝そべっていたのだが、ときどき、ドキドキ(洒落 じゃないよ)してキューンと胸が痛くなった。午後は音楽のプログラムに参加して、CDを聞いたりトーンチャイムの練習をして過ごした。

Spanishomelette

 デイケアが終わってから外来受付へ向かった。今日はカウンセリングの日だったからだ。カウンセリングの詳しい内容はブログでは語り尽くせないが、最近の 体調の変化と自分の物事の考え方を心理士さんと話し合った。心の病気である現在のうちは、あまり頭を使うようなことは避けた方がいいということや、考える よりむしろ考えない方法を実践した方がいいことなど、いくつかアドバイスを受けた。僕も僕自身や妻の指摘を受けて気が付くことがいくつかあったから、そう したことを良い方向に仕向けていけたらいいと思った。よく鬱病には「がんばれとは言って はいけない」というが、それは微妙に間違っていると思う。患者本人が頑張 ることはもちろん必要なのだが、その頑張り方をうまくアドバイスする必要があるってことだ。良い頑張 り方は病気を介抱してくれるし、すなわちそれで快方に向かうことができるから。 違うかな? ...全文

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デイケア 55日目

Deepforest

 今朝の目覚めはあまり良いとは言えなかった。というよりもむしろ、“良い日”なんてここ最近は無かったかもしれない。今日は自分にとっては区切りとなる 春の好日(?)で、曇り空ではあったが温かい一日だった。朝食後に犬の散歩をしてからシャワーを浴びて病院に向かった。デイケアの午前は栄養士さんによる 食事指導があって、これは事実上の全員参加なのだが、僕もそのプログラムで食べ物に関するクイズなんかしたりした。そんな話はどこえやら、昼食のメニュー ときたら炭水化物とタンパク質と脂質などのバランスが微妙に偏っている気がするのは何故だろうか?メニューの総カロリーの目安が1000キロカロリーに なっているので、成人一日の摂取カロリーのおよそ半分だから、それは多いと思うのだが…。まぁいい。自分でコントロールできるならすればいいのだから。午 後は音楽のプログラムに参加して、CDを聞いたり歌を唄ったりした。今日は大勢の学生さんが見学に来ていたので、ちょっとだけバタバタしていたが、初初し いリクルートスーツに目を馳せる気もなく、僕はミーティングルームで帰り仕度をして待っていた。デイケアが終わる時間が近づくにつれて、理由がはっきりし ない緊張感と冷や汗が自分の頭の天辺から爪先までを覆い隠していく。重くてトゲトゲしくて灰色で生温いような、いつだかのブログにも書いた「具 体性に欠ける嫌なイメージ」が全身を駆け巡って、そのうちに気分が悪くなってきた。今日は頭痛が起こらな ければそれでいい。だからせめて明日は心の中だけでも晴れているといいな…。 ...全文

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デイケア 54日目

Catchball

 今朝はとてもいい天気だった。昨日の頭痛が少しだけ残っていたが、薬を飲むほどではなかった。いつもの散歩コースを歩いてシャワーを浴びてから病院に向 かったのだった。本当は休もうかとも思った。体調が良くないから病院に行かない、というのも妙な話だ。もっとも、診察を受けるわけではないから、無理して まで活動に参加する必要はないのだが。何となく気怠いミーティングルームで朝の挨拶を交わしてから、音楽室の掃除、ストレッチをしてミーティングルームに 戻った。その部屋は暖かかったがいろいろな匂いが充満していて、僕にはそれがどうしても耐えられず、その部屋にいることができなかった。デイケア棟の小さ なグラウンドで外の空気を吸っていると、スタッフさんがキャッチボールをしようと言った。僕は野球の経験がなかったが、そうかと言って断る理由もなかっ た。子供の頃に誰かと遊びでやった以来、キャッチボールなんてしたことがない。だけど、スパーンと心地よくグローブに当たって止まるボールの音と衝撃が心 地よかった。力を抜いてボールを受け止め、投げる。力の抜き方が解らなければ、一度試しに力を入れてみればいい。そうしたら力を抜く。ボールが自然にグ ローブに吸い込まれる。まるで僕の心の中みたいに。何が「みたい」なんだろう。力を抜くってことかな…。久しぶりに気持ちいい汗をかいた気がする。今日デ イケアに来て良かったと思った。昼休みはバレー部が体育館に練習に行ったので、人が少なくなっていた。音楽室の隣の部屋のオーディオで、自分が持ち込んだ CDを大音量で聞いてみた。久しぶりに音楽を聞いた、って気がした。今日はある意味、とてもいい日だった。いい日旅立ち。...全文

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デイケア 53日目

Headachebrain

 昨日はデイケアから帰ってきたら体調が悪くなってすぐ寝てしまった。午前はデイケア喫茶の準備、昼食は早めに食べてから午後は出張喫茶の手伝いをした。 メンバー3人にスタッフさん2人で職員食堂へコーヒーとお菓子の出張販売をしに行くのだ。病院の人事異動発表の日だということもあり、食堂の利用者が若干 少なかったので、お客さんも少なめだった。いつもより早めにデイケア棟に帰って後片付けをしてからミーティングルームで休んでいた。その時からなんとなく 体調が悪いなぁ~という雰囲気はあったが、いつも飲んでいる精神安定剤を飲んでしばらくすれば持ち直すと思っていた。家に帰る車中で弱い頭痛が始まり、次 第にそれが強くなり夕食は少しだけ手を付けて、風呂にも入らずすぐに薬を飲んで布団に潜って眠ってしまった。深夜に激しい頭痛で目が覚めて、カロナールを 飲んで再び布団に潜った。それから朝まで頭痛と浅い眠りで何度も目が覚めては眠ることを繰り返していた。眠っている間はずっと、いろいろな場面が次々と移 り変わるような夢を見ていた気がする。どんな場面だったのか、どんな夢だったのか、それはさっぱり思い出せない。それでも夢を見ていたという記憶だけが 残っている。おかしな話だけど、ね?...全文

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デイケア 52日目

 今朝はあまり良い目覚めとは言えなかった。いつも一緒に布団で眠っている愛犬が、朝方に僕の足の方に移動したおかげ で、変な風に足を曲げて寝ていたのが原因だ。せっかくの自律訓練法もこれでは台無しなのだ。犬と一緒に寝てる時点で問題は自分にあるとわかっているので、この事について深く言及するのはよそう。自分が惨 めになるしはな(犬の名前)も可哀想だから。

Mizutamari

 デイケアは寒い朝から始まった。小さなグランドには水溜りができていたが、バレー部のメンバーさんたちの懸命の復旧作業で、午後には練習ができるまでに なっていた。僕は午前のストレッチと午後の音楽のプログラムに参加した。昼休みには健康保険関係の書類の下書きをまとめてから、ソーシャルワーカーさんに 確認してもらいにいった。概ね大丈夫というお墨付きをもらって一安心だ。いや、安心するための書類じゃないのだが…。どちらかというと状況として良くない のをなんとか正常な状態に維持するための書類なのだが、それでも(自分としては)必死で書いた。家に帰って足りない日時とか名称や番号など、間違ってない か何度も確認した。下総精神医療センターに落ち着く?までに二ヶ所ほど別のクリニックに通院していたから、そこの診察券を見ながら診察期間を問い合せたり もした。よく考えてみると、電話で精神科や心療内科の通院記録を問い合せるのって個人情報の流出なんじゃないかと思ったが、案外簡単に教えてくれたので拍 子抜けだ。(もちろん、生年月日や住所などを確認されたのは言うまでもない。)以前作った提出書類のレジュメで不明な点がいくつか残っていたので、住民票 の取得などと一緒に確認せねば。 ...全文

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デイケア 51日目

 昨日とは打って変わって、寒い一日になった。午後からはしとしとと雨が降り始め、紅白の満開の梅の花も寒そうに顔を擡げていた。こういう日はデイケアに 参加する人数も減るようだ。僕は朝まだ雨が降らないうちに家族(含む犬一匹)で一時間ほどウォーキングをしてから病院に出かけた。午前はストレッチ、午後 はカラオケだった。カラオケの日はバレーボールの練習も音楽のプログラムもなしになって、全員参加(強制じゃないけど…)のカラオケ大会になる。普段は大 人しいメンバーさんや、逆にいつも活動的なメンバーさんたちがこぞってカラオケのリクエストシートに名前のレーザーディスクの番号を書き込む。中にはアカ ペラれ歌うメンバーさんもいるし、調子っ外れで歌うメンバーさんもいるが、全員共通して楽しく歌っているのがいい。僕も今日は一曲歌ってみたが、サラリー マン時代に飲んでからカラオケで歌っていたのと違い、全然声が出ないしリズムもトーンも外れているので、自分の歌に自分でビックリしてしまった。まぁい い。とても緊張したが楽しく歌えたのだから。

Johari_window

 午前のストレッチが終わった後、ちょっと調べ物をしていたらスタッフさんに呼び止められた。何かなぁと思ったら、ジョハリの窓交流分析のことを教えてくれた。以前に論理療法自律訓練法のレクチャーを受けた、その続きというかもう一歩踏み込んだ考え方だ。ジョハリの窓に出てくる未知の窓は、フロイトの氷山の例えに共通項を見出せるのだそうだ。精神分析の温故知新とも言えるが、つまり開放の窓盲点の窓秘密の窓の双方に押し広げることがうまくできるかどうかで、対人関係やアイデンティティの攻守を健全化することができるということなのだろう。未知の窓は自分も他人も知らない意識だから、そのことをすぐに開放することはできないのは自明だ。だが、フロイトの氷山の海面下に存在する無意識は、海面の氷塊を支える力になっているから、その力を上手に盲点あるいは秘密として発見することで、自分を開放する力へ昇華できる気がする。言葉で言うほど論理は簡単ではないし、そして実践することはもっと困難だが、意識しないよりは意識していた方がいいし、知らないことは一生知らないのだから、知ってしまったことは生きる術として活かしていきたいと思う。...全文

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デイケア 50日目

Plumbloom

 早春の冷たい雨を縫って、今日は晴れ晴れとした青空の広がる一日になった。風はまだ冷たかったが、大きな雲の間から差し込む太陽光線が眩しかった。冬か ら春に生まれ変わるような、そんなカフカの小説にも似た体調の変化に戸惑いながら、爽やかな空気を肺の中いっぱいに吸い込むと、惨めに縮んでしまっている 心が少しだけ膨らんで、春の陽気を内側から覗こうとしているのがわかった。...全文

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デイケア 49日目

Clouds

 今日は暖かくて青空が眩しい過ごしやすい一日だった。夕方頃になると薄雲が広がってきたが、久しぶりに自宅の部屋の窓を開け放すことができたので、乾い た爽やかな風を家の中に閉じ込めることができた。朝は道路が濡れていたので愛犬と散歩には行かなかった。デイケアでは午前のストレッチと午後の音楽のプロ グラムに参加した。最近は熱心にストレッチに取り組んでいるからなのだろうか、腹筋をしていたら少しだけ鍛えられているような実感があった。そういえばス トレッチが始まる少し前にスタッフさんがやって来て、音楽室の奥にあるドラムセットで叩き方を教えてくれた。僕は高校生の頃にバンドを組んでいたから ちょっと叩いたこともあったのだが、慣れない手つきで8ビートを叩いてみたらそれなりに演奏できてびっくり!ハイハットのオープン・クローズやスネアの強 弱を付けた叩き方など、考えている以上にドラム演奏は難しかった。自分の思っているとおりに体を動かすということは、楽器の演奏に限らずスポーツや料理や ドライブなど、練習を積まないと上手になれないことが多い。何事も練習や学習をして臨まないことには上手になれるはずもないが、それでも人間(ひと)には 天賦の才みたいなものがあって、得意・不得意の初期値になっていると思うのだ。そして努力して到達できる素養のようなものもあって、それを越えた能力はい くら努力しても獲得できないんじゃないかとも思う。刹那的発想ではあるけれど、現実的納得と言うこともできるだろう。違うだろうか?...全文

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デイケア 48日目

Tsureutu

 今日は朝から調子が良かった。昨日の就寝時に、一昨日考えたアイディア…枕をしないで眠る方法を実践してみたら、予 想外に目覚めが良かった。首や腰の痛みも少なかったし、そのおかげで頭が重く痛いというのも若干だが改善されていたからだ。これは数日実践してみてもいい かと思っている。そんな調子だったから、デイケアに向かう前のウォーキングも気持ちよく歩くことができた。気のせいか愛犬の足取りも軽やかに感じた。デイ ケアでは午後に家族会がある。午前中はストレッチに参加して、おもいっきり体の筋を伸ばした。気持ち良かった。その後はミーティングルームで古いJava の雑誌をパラパラめくりながら、メンバーさんと雑談をして過ごした。昼食は饂飩だったのだが、なぜか青菜や油揚げなどボリューム満点な上に、子持ちししゃもが5匹というメニューだった。美 味しいには美味しいが、食堂の各所でむせて咳をする音がした。食後もミーティングルームで雑誌を見たりしていたが、家族会でトーンチャイムを演奏すること になったので、覚悟はできていたがやっぱり緊張した。と言いながら、あまり緊張していない自分もいて、そのことに驚く。家族会が始まってしばらくしてか ら、演奏に参加するメンバーさんが音楽室に集まって練習をした。みんな緊張していると思ったが、案外上手に演奏していたので安心した。階下に戻ってすぐに 家族会をしている食堂で発表となった。僕はあまり当時のことを覚えていないのだが、緊張と発汗でちょっとのぼせ気味になって、額から汗がフツフツ出てくる のがわかった。失敗しても誰も咎めないとわかっていても、やっぱり緊張するものはするのだ。結局タイミングがズレたりしたが、自分の音(A♭)はまっとう できたと思う。家族の方々の暖かい視線を感じつつ、結局自分は楽譜しか見ていなかった。そんなもんかな…。食堂から引き上げて休憩室で感想を話し合った。 みんな何かしら達成感があったようで、僕もやり遂げた充実感は感じていた。家族会は午後3時をまわっても続いていた。デイケアは一旦3時で終了となって、 僕と数人のメンバーは家族会が終わるのをミーティングルームで待っていた。スタッフさんたちに熱心に頭を下げる妻と一緒にお土産のクッキーと羊羹を持って 家に帰った。夕食後に食べたその羊羹は、とても手作り感があったが、デイケアの充実感で一杯の味がして美味しかった。 ...全文

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デイケア 47日目

 今日は三寒四温の貴重な晴れの日だった。午前中は曇り空が広がっていたが、午後には青空が広がって春の暖かい陽気がデイケア棟の中に広がっていた。自分 は朝からあまり調子がよくなかったので、毎食後に飲む薬と一緒にカロナールを一錠追加して病院に向かったのだった。午前中に参加したストレッチは、今まで 以上におもいっきり体の筋を伸ばしてみたら、何度もバランスを崩しそうになって焦った。就寝するとき布団の中で自律訓練法を 実践しているのだが、朝に目が覚めると何故だか体に妙な力が入っていて、首や腰がとても痛いのだ。だから日中に気が付くと首や腰を捻ったり曲げたりしてコ リを取ろうとしているけれど、一時的には良くてもほとんど効果がないし、そもそも問題の解決になっていない。それでもストレッチをすると体が軽くなる気がする。...全文

Stretchman

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デイケア 46日目

 今日は忙しい一日だった。天気が悪くて朝のウォーキングはできなかったが、血液検査のため朝食抜きなのには閉口した。毎日おいしくいただく朝食も、たっ た一日抜くだけでその有り難味を実感できる。妻と食材に感謝。病院にはいつもより少しだけ早めに到着し、精神科の診察券を外来窓口に出して呼び出されるの を待つ。今日は内科の診察もあって、前述したように血液検査のオーダーも入っていた。採血は外来の看護師長さんがやってくれた。さすがに手際がいいし、気 遣いをしてくれる割には厳しく「親指をギュッと握る!」と注意してくれる、とても頼もしい方だった。以前デイケアを見学に来て一緒にストレッチをしたのだが、その時やった腕の筋を伸ばすポーズが微妙に変だったのを思い出した。1)い つもの採血は試験管二本なのだが、数週間前に動悸が激しくて病院に駆け込んだことがあったから、心臓関係の検査のために追加一本を採血した。精神科の先生 はいつもの調子で僕の様子を聞いてくれるが、僕もあまり言うことがない。この場合の言うことがないというのは、自覚できるほどの改善もないし、かと言って 重篤な体や心の変化もないから、悪いポジションにいることは双方が理解してはいるものの、それをどうしていいかわからないので、何と言っていいかわからな いという意味だ。回りくどいね、馬鹿。血液検査の結果が出て内科の診察、実家に帰ってちょっぴり暴食してしまった から、コレステロールとか肝臓の値が飛び跳ねたんじゃないかと内心ドキドキしていたのだが、予想に反してどちらかというと良くなっていたので驚いた。正常 値とは言えないのが残念だが、少しずつ肝臓と血液と脂肪が良い方向に向かっているのはいいことだ。

Hinamatsuri

 いつもなら外来診察をした日はデイケアをお休みするのだが、今日は先週帰省していてキャンセルしてしまったカウンセリングがあるので、そのままデイケア 棟に向かった。さらにデイケアでは午前中に調理実習があったのだが、さすがに調理しないで食べるだけというのは気が引けたので給食で受付しておいた。食堂 に行ってみたら今日の「おにぎり倶楽部」の献立はひな祭りにちなんで「ちらし寿司と肉団子汁とプリン・アラモード」 だった。調理実習にしておきゃ良かったよ〜!ちょっと後悔した。スタッフさんからはメンバーさんは外来の時は送れることもあるから、気にしなくてもいいの にと言われた。昼休みは年配のメンバーさんたちと軽い科学談義をして楽しんだ。円周と円の面積の公式の話になって、何度も確認されるうちに自分の記憶が信 じられなくなってしまった。そのうち誰かが球の体積の公式はπr3なのか?とか言い出したので、さすがにそれは違うだ ろうと思って、急いでパソコンルームへ駆け込んでネットで確認したのだった。ミーティングルームに戻ったらもうそんな話はどこへやら、ヘッセの「車輪の 下」の話になっていた。皆さん博学でいらっしゃるから話しについていけません。午後の音楽ではみんなで音楽を聞いてからトーンチャイムの練習をした。ス タッフさんの機転なのか、いつも僕が担当する音ではないチャイムを二本担当することになり、最初はメチャクチャ戸惑ったのだがそのうちに演奏には慣れるこ とができた。でも、慣れるに連れて僕はの音が苦手なのがわかった。A♭や他の音では感じないのにの音は頭蓋骨の中で反響する気がした。きっと僕の頭蓋骨の固有振動数と共鳴するのかもしれない。音波で共鳴と言えば、むかし工場の騒音か何かで近くの養鶏場の鶏が死んだという話がある。本当なのかどうかわからないが、そうだとすれば僕の脳ミソはの音で破壊できるのかもしれない。いや、すでに少し破壊されているのかもしれないが…。... 全文

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デイケア 45日目

Ubuntulogo

 久しぶりにデイケアに出席した。先々週のデイケア喫茶の活動で疲れて金曜日はお休み、その週末に実家へ近況報告を兼ねて出かけたら、居心地が良かったからトンボ返りの予定が一週間近くになってしまった。楽しみにしていたデイケアのイチゴ狩り遠 足も、自分が千葉にいないのだから参加することなんてできない。ちょっと残念だと思いつつ、ほとんど毎日顔を出していたデイケアだったから、今日は少しだ け緊張してしまった。でも、朝のミーティングでちょっと思い出したら、週に一度しか顔を出さない人もいるし、滅多に来ない人もいるのだから、律儀に欠席し たことを悔やんだり白状することなんて必要ないんだと気が付いた。けれど、やっぱり意味不明な後ろめたさが残るのはなぜなんだろう?今日はウォーキングを してから病院に向かったものの、そんなわけであまり体調が良くなかった。頭が重くて鈍く重いが、薬を飲むほどじゃなかった。午前は目を覚ますためにスト レッチに参加してからコーヒーを無理やり飲んでみた。メンバーさんとお話ししていたら昼食になり、昼休みは気になっていた開発環境の調査をした。午後は音 楽のプログラムに参加した。久しぶりにトーンチャイムで合奏もした。いつやっても緊張してしまうなぁ。今週の家族会でお披露目をするかもしれないという話 もあった。ふーん、なかなかオモシロイことを考え付くものだ。...全文

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