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デイケア 14日目

 今日は朝からちょっとだけアクティブに動いていた。早朝に妻と愛犬とともに1時間弱のウォーキングをしてから、家の掃除の手伝いをした。デイケアに出発 するまで時間があったので、コーヒーを自分でいれて飲んだ。デイケアに通うまでコーヒーをいれて飲むということに特別の注意をしていなかったのだが、ひと つひとつの動作を無駄なく効率的に、そしておいしいコーヒーをいれるということが案外難しいということを知った。まず、お湯を沸かすのだが、その間に挽い たコーヒー豆をペーパーフィルターに盛っておく。お湯が沸騰してきたら、最初は豆とフィルターを濡らして少しだけ蒸らすようにする。その後はコーヒーの杯 数分のお湯を何度かに分けて注いで、コーヒーを落とす。お湯は入れすぎてもいけないし、入れなさすぎてもいけない。自宅では夫婦で飲む分だけだから時間が かかってもいいが、デイケア喫茶でいれるコーヒーはお金を払ってもらうし、何人ものひとが同時に頼むから手際の良さがモノをいうようだ。ホットとアイスで は豆を変えなければならないし、紅茶も作る必要がある。使い終わった容器を洗ったり元の場所に戻すことも必要だし、何時お客さんが来てもいいようにお湯を 常に沸かしておかなければならない。そう考えると、一連の動作が実は絶妙な組み合わせの上に成り立っていることがわかるのだった。普通の人にはどうでもい いことかもしれないが…。何気ないことが何気なくはないという経験が、自分の弱さを客観的に知るというチャンスにもなっている。デイケアでは失敗しても誰もとがめたりしないし、むしろ励ましてくれたりするから頼もしい。自分の自信にもつながるし、チームワークという協調作業の訓練にもなっているのだった。そんなことを考えながら、今朝はコーヒーをいれて飲んだ。美味しかった。

Wateringpot

 デイケアで病院に来て朝のミーティングのあと、ストレッチのプログラムに参加しようとしていたら、スタッフさんに病院外への散歩に誘われた。歩いて15分くらいの場所にジャスコがあって、その中にコーヒー店1)ができたので行ってみようということだった。外でコーヒーを飲むことは少ないし、その店の噂を聞いていたから一緒に行くことにした。みんながブレンドを頼む中2)、僕はフェアトレード・ティモールというコーヒーにした。読んで字の如く、東ティモール産コーヒー豆のフェアトレード商 品なのだという。ブレンド+50円で200円と少しだけ高価ではあったが、僕でもできるちょっとした社会貢献をしてみようと…。肝心のコーヒーは特別にク セもなく、香りが高くて飲みやすいものだった。値段の割にはちゃんとしているという印象だ。帰り道を歩きながらスタッフさんと自立支援法や精神保健制度に ついての話をした。精神疾患が法的に擁護され始めたのはここ20年くらいのことで、戦後の歴史から考えたらまだまだ法整備が足りないこと、身体障害や知的 障害などの保健制度とは横のつながりが乏しく、縦割りで官僚的な考え方が存在していることなど、いろいろと問題が多いそうだ。それでも通所している病院 (とその中にあるデイケア施設)は国立病院だということもあり、施設は古いがきちんとしているのだと思う。箱よりも中身が大事なのは何事も同じことだか ら。…で、結局今日は午前中に2杯コーヒーを飲んだ。しかもインスタントじゃなくて。贅沢。 ...全文

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