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暗号化された処方箋

 今日は精神科の診察日だった。前回は外来の待合所が異常に混雑していて、血液検査の結果が判然とせずに2時間 以上もヤキモキさせられたのだが、今日はそんなストレスが嘘のようにスムーズに終わった。10時を過ぎるとさすがに患者さんが増えてくる。「食欲の秋」よ ろしくメタボ気味の人々が精神科から内科にまわされてきて、そこで再び長蛇の列になっていた。かくいう自分もその一員だったのだが、早々に診察を終えるこ とができたのだった。診察では前回から今日までの調子を詳しく聞かれて、今後の投薬などの方針や他の患者さんにどんな効果があったかなどの話をした。約8 週間毎に血液検査をしてコレステロールや中毒物質(リチウムなど)の検査をしているのだ。鬱病系の薬物には副作用があって、過食気味になったり排尿や排便 が滞ったりする。もちろん思考・判断能力の減退などで、栄養バランスのとれた食事ができなくなることもその一因だ。自分の場合はこれまで一進一退である が、3週間前までは食欲がなく急激に体重が落ちていた。四環系のテトラミドを飲むようになってから、意欲が少しずつ増してきたのと同時に食欲も出てきたの で困った。出過ぎなのだ。それはともかく、そういう状態が続くとやがて高コレステロール状態になり、肝臓の数値に異常が出やすい。自分も脂肪肝と診断され投薬で数値を下げている。

Pastnowfuture

 いまお世話になっている病院は精神科専門の国立病院である。内科や歯科などもあるがそれらは外来に解放し ていない。MRIや内視鏡をはじめとする検査機器はどれも最新のものであり、精神科由来の症状を検証するのに十分な設備なのだろう。夏頃までは放射線科で 撮影したフィルムは現像して手渡しだったが、最近になって電子化されたようで、デスク横のパソコンで画像診断ができるようになった。なんだか凄い。1)ち なみに、この病院ではカルテを患者が自分で持ち歩いて管理する方式になっている。これは外来患者に限ることだと思うが、外来受付に診察券と予約票を入れて 診察が終わると、診察券と新しい予約票、そしてカルテの入った密封袋(黄色ビニル製でロック付き)が手渡される。これはカルテの破損と紛失を防ぐのが目的 であると考えられ、その密封袋を患者が開けて閲覧したり改竄することもできない。それを会計課で精算してもらってようやく、診察室で書いていた処方箋を受 けとることができる。もちろんそのまま院外に持って出れば中を確認することもできようが、そんなことをしてどうしようというのだ?

Prescription

 心の病はどうやって治すのだろう…。この件についてはこれまでにもブログうつ病記のアーティクルで言及してきた。僕が鬱病と診断されてからおよそ3年になるが、それには医師の診察と投薬、そして運動と休息が必要だと考えている。診察と投薬はセットになっているし、運動や食餌も同様に血液検査などを参考に指導を受けることになる。基本的な物事の考え方2)に関しても、老練な精神科医との会話の中にある言葉の中から、柔らかく丁寧に、だが力強く諭されるのである。結局は心のエネルギーが無くなってしまって、車がガス欠になったみたいなものだから、何も考えずに休息して充電するのが一番らしい。3)中でも適度に運動することは特に重要で、家のなかに閉じ籠りがちな抑鬱人間にはとても必要なことなのだと実感している。激しい運動よりも毎日持続する運動がいい。僕の場合は愛犬との散歩が最適だが、階段を踏み外して捻挫した足が少し痛い。 ...全文

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コメント

わたしは、うつ病です。パニック障害もあります。

きょうは、胸全体がとても苦しいです。

すこし様子を見て、遅れて出勤しようとましたが、心臓が苦しく無理になりました。

途中で引き返して、休みをとることにしました。
会社へ行けなくなるパニック障害かもしれません。
苦しい場所や場面を思い出して連想発作になるケースだと長引くので、そうでないことを祈ります。

最近心臓のトラブルはここまでひどくなかったのですが、胸が締め付けられるようになり全体が痛いです。

胸(心臓?)も、心も、苦しいです。

投稿: TheBeach | 2009/11/06 15:43

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