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僕が気になった「あの」こと

 このところ技術的な話題が続いているので、日々の生活の中で最近気になったことについて書こうと思う。つまり、今回のブログはいくつかの小品の寄せ集めである。

左馬?

 まずは「 左馬 」(ひだりうま)についてである。話が前後してしまうが、実はそれが本当に「左馬」かどうかでさえよくわかっていないのだ。ある日、通勤電車で帰途に着いたとき、京成千葉駅で乗り換えると座れないなぁと、ふと思い付いた。と言っても、目的地までそれほど時間がかかるわけでもないし、 むしろ立っていた方が少し運動にもなる のだが、とにかくひとつ前の駅の新千葉駅で乗り換えることにした。こういうのって別に悪いことじゃなくて、JR総武線各駅の下り線では車内放送でひとつ前の駅で乗り換えた方が楽ですよ、と案内してくれるくらいだ。その新千葉駅のホームでひとり何の目的もなくブラブラ(ふらふら?)していると、駅のホームとギリギリに隣接している民家の玄関に、 「馬」の字が180°逆になって、しかもそれが三文字の逆三角形に書かれた、まるで新手のタイポグラフィのような御札 が貼られていた。こういうのって見たことがない訳じゃない1)ので、そのときは「どんな意味なのかなぁ」くらいにしか思わなかった。

 家に帰ってインターネットで調べてみると、 将棋の駒に左右逆の「馬」(うま)の字を書いて「まう」と読ませ、それが転じて「舞う」つまり喜ばしいことを意味していて、縁起物として重宝している らしいことがわかった。(詳しくは天童市の観光ガイド参照)画像などでも検索したが、すべてが左右逆で一文字の「馬」であって、180°逆で三文字組み合わさったものは見つけることができなかった。そういうことでこのタイポグラフィの本当の意味はまだわかっていない。まさか「 まうまうまう 」と読ませるというのも無理がある(そもそも左右逆じゃないからどうやって語呂合わせするのか?)のだが、「一富士、二鷹、三茄子」みたいに3つあることで、さらに縁起がいいということなのかもしれない。実は「ガッポリ」と読ませる2)とか、なんだか欲張りすぎのような気がするが…。

地球は巨大な磁石

 最近ちょっとだけ「 磁石 」に関心があるのだ。磁石は子供に手頃な科学体験をさせるのにいいアイテムだ。100円ショップ3)に行けばいくらでも手に入るし、その形状もU字形だけでなく、棒形や丸形やゴムシートなど様々である。当然のこととしてそれらの磁石磁力が小さいながらも永久磁石なわけで、文字通り(強い電磁相互作用を与えなければ)永久に磁力を持っているという理屈だ。 ここまできて話の展開が少しわかってきた人は、頭の中の物理学の常識を忘れてしまおう。 磁石磁力を持っている。S極同士あるいはN極同士を近づけると、反発する力を感じることができるし、S極とN極を近づけると引き付ける力を感じることができる。この「力」は物理的に感じることができるから「引力」と言い換えてもいいだろう。磁石以外で物を動かすためにはエネルギーを消費する「力」が必要なのに、磁石は存在するだけで「力」があるのはとても不思議なのだ。エネルギーを供給する必要もない。確か玩具にこの力を利用したものがあって、空中に小型のオブジェを浮遊させて楽しむものだった。電気の世界ではマイスナー効果という超伝導現象が有名で、極低温状態で電気抵抗がゼロになることを利用してある種の金属を浮遊させることができる。この場合も極低温にするためには大量の熱エネルギーを奪わなければならないわけで、エントロピーにもなるエネルギーの交換が必要だ。だから、常温で物理的な現象を見せる磁石の疑似エネルギーはとても魅力的だし、なぜ人類が今まで上手に利用できていないのか疑問でもある。例えばリニアモーターカーはその最先端の応用だが、駆動には外部から供給する電気エネルギーが必要になる。大量の電磁石を並べて走行に合わせて励磁する様子は、さながら軌道状のステッピングモーターである。車を浮かせるだけ永久磁石でやって、軌道を密閉して真空引きすることで空気抵抗を減らせば、初速を与えるだけでいいのではないだろうか?

全国列車妨害防止旬間

 そういえば新津田沼駅に貼ってあったポスターに、ちょっとリアルで怖いものがあった。その名も 「全国列車妨害防止旬間 - 電車を止めないで!!」 という、写真を加工してIllustratorでベクトル化したようなポスターだ。一瞬モノトーンにも見えるような色使いでありながら、何か妙なリアリティーがあるのが 結構怖い。 いや、図柄が怖いのはデザイナーの表現力の高さなのだが、列車妨害防止という目的もまた怖い。また「××週間」とか「××月間」という言葉はよく聞くが、「××旬間」という言葉もあまり聞いたことがない。「線路に置石」は脱線事故につながる悪質な行為だということは理解できるし、その他の手段で列車の運行を妨害することも、大勢の人に迷惑をかける重大犯罪だ。だからこういうことを啓蒙することで鉄道事故を減らすことは重要だが、こういうスタイルのポスターで見せられると、 なにか方向性が違うんじゃないかと思ってしまう。 べつにおどろおどろしい表現にする必要はないんじゃないかとも思うし、こんなにリアリティを持たせなくてもいいんじゃないかとも思う。このポスターによって置石の悪質性を認識してしまい、昨今の無差別殺人のような犯罪行為に走る小中学生が現れない、とは言い難いからだ。そして、このポスターに書かれた子供の顔ときたら…、もう小学生の悪戯では済まされないという、まるでテロリストが爆弾でも作っているような、完全に確信犯的な置石行為なのだと思い知らされるのだ。...記事全文

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