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ユニクロつながりで…

 先日書いたユニクロのデザインTシャツで、とても懐かしいゲームがデザイン素材に用いられていることを書いた。そのブログを書いている途中で「 そんなに懐かしいなら、実際に遊んでみればいい 」ということに気が付いた。そこでインターネットからNES1)のエミュレータを探したら、RockNES Xというまだまだ現役のエミュレータがあったのでこれを使うことにした。ROMも同様にROMNation.NETなどのゲームサイトから落としてきた。ファミコンはエミュレータもROM枯れている から、検索すればたくさんヒットするのだ。そして彼のBOMBER MANPAC MANをプレイしてみることにした。

Pacman  まずはPAC MANだが、これはアーケードのクオリティそのままに普通に遊べる!たぶん20年くらい前のゲームだと思うけど、ゲーム性はまったく色褪せていないのが素晴らしいのだ。まぁ自分がPAC MANがメチャクチャ上手というわけではない2)の だが、モンスターの動きやアニメーション技法、ギミックなどプロセッサやマシンスペックが低くても十分な表現力を持っている。これはすなわちゲーム世界が 高度に抽象化されていて、プレイヤーにその世界観を想像させることで表現力を脳内で補完するシステムだということだ。昨今のゲーム機は非常に高いマシンパ ワーを使って、マルチメディア情報を造り出すことに腐心しているように思えてならない。そうすることで製作者の意図する世界観をダイレクトに体感すること ができるが、これは逆に現実世界との境界線を曖昧にすることも意味していると思う。フォトリアリスティックなコンピューター・グラフィクスとサラウンドな 効果音やBGMは仮想世界の臨場感を飛躍的に高めてくれる。ゲームへの没入感や依存性はそこから生まれていると考えてもよく、技術の進歩と倫理や理性と いったもののセマンティックが問われているのではないだろうか?PAC MAN に限らず計算機の性能が現在に比べて遥かに低かった頃のゲームは、単に娯楽としてだけではなく、現実世界を抽象化して記号としての意味を解釈させたり、現 実世界には存在しない事象を体験させるインタラクション・デザインとしての意味合いがとても強かったように思う。当時のゲームデザイナーがそういう意図を持ち合わせていなかったとしても、限られた表現力の中で如何に世界観を創出できるかということに熱中していたはずだ。これはさらに初期のゲームのPONGSPACE INVADERにもみることができる。

Bomberman  そういう意味でBOMBER MANPAC MANと 比べて微妙なテクノロジーの進歩を感じる。これはアーケードとコンシューマが独自の進歩をしていたことに起因する。アーケードゲーム機はゲームセンターと いうプレイグラウンドを背景に、アイディアを自由に形にすることができた。それはマルチプロセッサや16bitプロセッサの利用などに始まり、可動筐体 (前後左右や回転など。絶頂期にはR360という究極の体感機も存在した)や当時はまだ珍しかったネットワーク筐体(対戦プレイなど)もある。コンシューマ機と同様にプレイする形態のゲームはテーブルゲームなどと呼ばれていたように覚えている。一方のコンシューマゲーム機はもちろんファミコンを 始祖としてその進化を進めていく。初期の頃のゲーム機はコンピュータシステム自体が高価であったこともあり、本体やソフトの価格を低く抑える必要があっ た。そのためマシンスペックを下げざるを得なくなり、半導体の値段が下がるまでは表現力の抑止力となっていた。この表現力こそがゲームデザイナーの腕の見せ所となり、素晴らしいゲームは伝説として語り継がれ、力が及ばないものはクソゲーとしてこちらも語り継がれるということになった。幸いにも任天堂アタリショックを避けるため、ゲームソフトに対して一定のQAを設定していた。これは現在も変わらないと思う。そのためクソゲーが存在する一方でテクノロジに起因しないゲームソフトの退廃を回避することができていたと思う。話が大きく逸れたが、BOMBER MANは「爆弾男」という和訳とは裏腹にかなりコミカルだ。爆弾を仕掛けて爆発により敵を倒すというルールは、他のゲームとは異なり直接的に敵を攻撃できないというゲーム性が目を引く。また、自分で仕掛けた爆弾に自分が爆破されるというように、 プレイヤーもモンスターも区別なく爆破は死に至る という明瞭なルールが世界を支配している。このゲームを製作したハドソンは、いにしえの頃のパソコンゲームを作っていたような老舗中の老舗であるだけに、BOMBER MANだけでなくパソコンからの移植ゲームであるバンゲリングベイロードランナー3)など名作が多い。

 ファミコンのROMリストを眺めていたら、他にも懐かしいゲームや「こんなゲーム出てたのか!?」というのもあったので紹介したい。...全文

Gradius2

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