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市役所の食堂が不気味?

 先日自分が住んでいる千葉県の市原市役所に行ってきた。鬱病がまだ完治していないので、『障害者自立支援法』の更新手続きをするためである。自分の場合はその中でも『精神通院』という分類のもので、診察料の自己負担額が一割になるというものだ。(ただし上限額は所得に応じて違ってくる。)誰が言ったか知らないが、お役所仕事とはうまいことを言うもので、一月の初旬に申請したのにもかかわらず、証明書が届くのは二月下旬だと言う。まぁ、他にもいろいろと仕事があったり手続きがあったりで忙しいのだろう。とかく鬱病なんかにかかっていると、そういうちょっとしたことも気になって不安になるのだ。

Jiritsushienhou  この『自立支援法』があることは病院で知った。最近は心の病にかかる人が急増しているというが、どれだけの人がこの制度のことを知っているのだろう。当然、仮病や詐病では、申請することは無理な話(正式な医師の診断書が必要)なのだが、会社や職種によっては治療費が生活費を圧迫しかねないし、そもそも仕事ができなければ生活費を得られない場合だってある。最悪の事態にならないためにも、せめて経済的な負担くらい軽くしたい。自分の場合は会社のバックアップもあったし、この制度のおかげもあり、経済的に困窮することはなかったので、とても助かったのだ。

 ところでこの制度を利用する人は、診察料の一割を自己負担することになっている。(生活保護対象者などは別)残りの九割は市町村、都道府県、国の三者が決められた割合で負担してくれることになっているらしい。ここで少し考えてみると、保険内診療であるにもかかわらず、診察料負担者の中に健康保険組合が関与していない?普通のサラリーマンであれば、給与に応じて決められた額の保険料を、その給与から50%、会社が50%の額を出して、加入している健康保険組合に支払い、保険診療がなされたときには、自己負担額の3割を支払い、残りは健康保険組合が支払う仕組みだと思うのだが、『障害者自立支援法』の該当者は健康保険組合とは無関係ということになるのかな?だからといって保険料払いませんというわけじゃないが、仕組みがいまいちわかりにくい。この制度自体が少し前まで複雑で申請や適用が難しい制度であったらしく、いくつかの法律を統合して『障害者自立支援法』として体系化したようなのだ。そのなかに「精神通院」も含まれているけど、ほかにもいろいろな仕組みがある。ただ、お金の流れはよく分からないのでググッてみたけど、厚生労働省や関連団体のホームページやPDF資料を読んでも理解不能だった。だれか教えて下さい。なんてね。


 真面目な話はここまでで、その日は市役所の裏手にある駐車場に車を止めた。あまり市役所なんて行かないけど、いつもは正面の駐車場に止めていたので、ロビーがある階が一階だと思っていたのだ。しかし実はロビーは二階で、一階がちゃんとあったのである。(当たり前だ!)と言っても普通は使わないフロアらしく、公用車のガレージが大部分と、あとは守衛室と倉庫みたいな薄暗い廊下と部屋があるだけで、あまり人気がなかった。つまり、市役所一階は駐車場と少し部屋があるだけという、10階くらいある建物とは思えない足元スカスカ加減にまずびっくりした。

Cityhall1  で、更新手続きも無事おわり、帰ろうと再び一階に戻って来た時、ふと気が付いて目に飛び込んできたのこの写真である。「食堂関係者駐車場」。あまり聞きなれない言葉だが、確かに揚げ物のにおいがプンプンしていたのは先ほどから気が付いていたのだ。でも、その食堂らしき建物も入り口すら見当たらない。どこだ?と思ってよく見たら、奥の扉に「食堂・売店入口」の文字が…。え?その鉄の扉の向こうってこと?食堂関係者が搬入したりする場所じゃないの?

Cityhall2  天井には物々しい配管が所狭しと這いずり回っていた。自分、結構「工場マニア」的な素質もあるので、配管がこれでもかってくらいにギューギューに並んでいるのを見るとニヤリとしてしまったりする。病気になる前は仕事の関係で、深夜や工事で人気のない工場の中で作業することがあったのだが、これが結構「怖面白い」のである。まず、誰もいないのに機械が勝手に動いているのがなんとも不思議だ。(って、それを動かす試運転をするために自分が仕事しているんだけど…。)それに、普段は絶対に入ることができないであろう工場の中を自由に徘徊できるのはとっても面白い。(本当は安全上あまり勝手に歩き回っちゃいけないけどね。)さらに、およそ人間が作ったとは思えない巨大な工場設備全体に畏怖の念を抱いてしまうのである。(すべて人間が作ったものだと分かっているのに、なんとなくそれを完全に理解・信用できない感覚、錯覚と言ったほうがいいのか、あるいは創造神の存在を感じるような神秘性とでも言うべきか…。)

Cityhall3  後ろから市役所に勤めていると思われる人が来たので、夫婦で「特に驚いていない雰囲気」を保ちながらその扉に近づいてみた。そしたら、その人が扉を開けて「どうぞ」ってな具合に促してくれたので少しビビッた。「へ?入っていいの?どこへ進むめばいいの?」と思ったら一本道で、奥に文字通り「売店」と「食堂」があった。食堂は外の光が差し込んで明るい雰囲気の普通の食堂で、上の階には喫茶店まであった。

 なんだ、全然普通じゃん。

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